- 1.あなたが「情熱」を持って取り組んでいることは何ですか。
- 私が情熱を持って取り組んでいるのは、安定的な配信のための細かなチェック作業です。配信設定に問題がないかを確認したり、配信されている映像や音にノイズがないかを確認する作業がこれに当たります。一見、地味で、情熱とは程遠いように見えるかもしれません。しかし、私たちは、安定性こそが映像配信運用に求められるものであり、そのためには細かなチェックの繰り返しが不可欠だと考えています。細かな作業の積み重ねがなければ、配信事故を引き起こし、ケアネットという会社の信頼はあっという間に地に落ちてしまいます。地道な作業の繰り返しこそが、医療業界への貢献であるという信念があるからこそ、細かい作業に情熱を持って取り組めるのだと思います。
- 2.ケアネットで働く中で「成長できた」と感じたエピソードはなんですか。今後叶えたい目標や夢があれば教えてください。
- 運用という業務において、最も成長を実感できるのは「スピード」です。前職でも医療系の映像配信に携わっていましたが、ケアネットに入社して驚いたのは(もちろん事前に下調べはしていましたが)、年間1,200件の講演会を配信するという案件数の多さです。入社当初は、この量を安全に配信することに必要な業務をスピーディーにこなすのがとにかく大変でした。PCのテンプレートを作成したり、関係者との連携を強化するなどして、自分なりに試行錯誤を繰り返すことで、ようやく追いつくことができるようになりました。クオリティを落とすことなく、これらのスピードを落とさないこと。そしてさらに多くの案件数をこなすインフラを構築することが、今後の目標です。
- 3.これから仕事で新たに挑戦したいことについて教えてください。
- 一つ目は、現在のタスクである「安定した映像配信」をより強固なものにしていくことです。動画コンテンツは、既に医療業界において必要不可欠なものになっており、医療従事者は誰でも映像の送受信が可能になっています。これらをさらに安定的かつスピーディーにし、さらにタイムシフト再生やVRなど、様々な形態の再生方法に対応していくのが当面の課題です。もう一つは「コンサルティング」です。配信した映像が、どのような視聴者に届いたか。どのような評価だったか。配信時刻や尺、内容は適切だったか。それらを適切に分析し、フィードバックすることで、映像がより効果的に医療業界に広まるようにしたいと思います。そのために、配信する側である私たちも、最低限の医療知識や専門的な映像の知識、医療にまつわる法や基準を学び続ける必要があると思っています。
- 4.ケアネットを一言で表すとどんな会社ですか。
- パーパスと一緒になってしまいますが・・・やはり「知・情熱・行動力」の会社、ということになると思います。どの部署のスタッフも、医療に関する知を得ることに敏感で、医療業界のトレンドやトピックはよく話題になります。また、得た知識はスピーディーに企画や提案に結び付きます。それが無茶振りに結び付くこともありますが、それがあまり意に介されることがない印象です。こうした姿勢は、やはり医療業界に貢献したいという情熱に裏付けられていると思います。